千葉 Artisan Chocolate 33
さて、長々と1月にいったイベントのチョコレートを日々レビューしていましたが、これが私が購入した最後のチョコレートです。 最後はArtisan Chocolate 33という、千葉のお店です。場所を調べてみると、小湊鉄道のところなので、結構真ん中ですね。(小湊鉄道→いすみ鉄道を乗ったことがあるのでなんとなくですが記憶はあります)
まず、パッケージがダントツに美しく、こだわりを感じられます。
明けたときにでてくるのはカカオの説明と、3つにパッケージングされたチョコレートがでてきます。今回は台湾のカカオが珍しいと思ったので、黒を購入。自分の好みで購入したのはエクアドルのものです。
最初は台湾のカカオ。
このお店、カカオ配分が比較的高い気がします。78%と割合が高い…。
開封すると、カカオのイラストが彫られたバーが3本でてきます。(皿もうちょっとキレイなのにすればよかった…)
台湾のカカオはかなり苦味があり、かなりビターだなという印象でした。「大人な味わい」とか書いてしまうとちょっと稚拙かもしれない。強いのであんまりたくさん食べられないな…というのが正直なところでしょうか。 結構攻めた主張あるチョコレートなので、気合をいれたいときに食べたいな~と思いました。(人によると思うので参考程度にどうぞ)
そしてこちらはエクアドル。装丁などは割愛します。
こちらは78%カカオと言えどかなり食べやすくて、台湾に比べると恐ろしい勢いで口にできてしまうという一品。クセが強すぎないので人にもおすすめできちゃうバランスのよいチョコレートだなと思いました。個人的にはこちらが好み。
公式
さて、ここまででようやくクラフトチョコレートマーケットのものを食べてきました。
29社集まってたイベントで購入したのは12社かな。(ダンデライオン、マロウチョコレートは食べたことがあるので購入せず)こうしてみると半分も買ってねーのかよって気がしますが、冷蔵庫にはすでにチョコレートでいっぱいになっておりまして。迫る賞味期限との戦いになりそうです。
しかし日本もbean to bar増えたなぁと思います。あとサイトを調べると比較的どこもフェアトレードについては触れてるんですが、つまりはフェアではないものが通常だったのでしょうか。この流れができる過去(もしくは現在)は、カカオ農園で働いている子供たちの労働搾取などは、チョコレートを普段食べている我々には想像もつかないようなことが起きていたのかな?とふと考えさせられました。
もともとチョコレートというのは高級品であり贅沢品です。日本では1枚100円で買えてしまうからその印象は薄いでしょうが。(カカオ配分がかなり低いというのもあるりますし、食べやすさ、大量生産として流通したことはいいことだとはおもいますが、それとは別に)ようするに農園でかいつけていた業者がそのために圧倒的な低価格でそれを買い取って、そこで仕事をしている農家が救われない世界であったり、こういったことで貧困の差がでていたのだとしたら、やはり怖いなとおもうし、こういったチョコレートのお店が増えたことによってある意味「適正価格」になったのだとしたらそれはいいことだなと思っております。
きっとこの世には適正価格にしたらこんな値段でかえないものもでてくるんだろうけど…。
イベントにいったことで、ここまでチョコレートを愛する人たちがきていて、いろんな作り手の想いに触れることができてよかったなとおもいました。誘ってくれた友達にも感謝。
明日以降は通常のエントリーか、バレンタインチョコレート関連のエントリーになるとおもいます。なんだまたチョコレートか…。いやいや、ただの雑記ブログです。なんでもかくとおもいます。それでは、ありがとうございました。