フランス KUSMI TEA St Petersburg (クスミティー サンクトペテルブルグ)
自宅の紅茶が無くなってきたということもあり、紅茶を探しにお店へ。そこで、ちょっと気になったクスミティーというものを見かけたので買ってみました。お店がフランスなのですが、どうみてもロシア!マトリョーシカのロゴに150年とあり、かなりの老舗なのでは?と思いつつ帰宅後飲んでみることにしました。
クスミティーのお店の前に、まず日本に輸入されたのは2017年の春だそうです。おお、1年たつのか…と、驚き。それ以前もあったかもしれませんが。
今回勝ったのはサンクトペテルブルグというお茶です。現在読んでる本がロシア文学なのですけれども、舞台はサンクトペテルブルグが中心でして、私にはちょうど響く単語だったということもあり。(ロシアって中心部がモスクワってイメージあるけど、昔はモスクワは田舎でサンクトペテルブルグが都会という感じだったようですね。日本の京都と東京みたいな感じが近い?)公式サイトによるとこのお茶の説明は下記の通りでした。
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クスミティ生誕の地、帝政ロシア時代からの古都サンクト ペテルブルク建都300年を記念して創られた紅茶。アールグレイにキャラメル、レッドフルーツ、バニラのフレーバー。
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おお…!
ということで、味はマイルド。非常に飲みやすいお紅茶です。というか紅茶っていうかフレーバーのほうがコンセプトの中心だからちょっと紅茶とはいいづらいかも。
で、公式を調べるとやはりクスミチョフという人が作ったメゾンで、もともとヨーロッパへの売り出しも頑張ってたようですが、1917年、ロシア革命の混乱から逃れるためにパリに拠点を移したとのことでした。当時お金持ちのロシア人はフランス語(特にサンクトペテルブルグの貴族クラス)も話せたとおもうので、妥当な選択だとも思えます。
1つのディーバッグはこんなかんじ。やっぱり海外っぽいですね。
こちらの数字表記ですが、輸液温度と輸液時間がかかれています。輸液ってのがいかにも直訳っぽいけどたぶん適切な温度と蒸らす時間(3-4分)ということかなと。普通の紅茶よりもちょっと長く感じられる?もし詳しくご存知の方がいらっしゃいましたらお知らせください。
ユニークな味わいのする飲み物なのでほかのも買ってみたいなと思うのでした。
そしてまだの方、サンクトペテルブルグ、おすすめです。