代官山 シェ・リュイ/カレーパングランプリ受賞のお店!食べた人を納得させる魅力を持つシェ・シュイではバゲットも抜群に美味しい!
こんばんは!まどかです。
フランス菓子・パン、フランス料理レストランの代官山 シェ・リュイにいってきました!ヨーロッパのような外観をしているお店でして、いったときにときめいてしまったりしました。ここは、パリ…(違)
さて、まずはじめにこちらのお店の紹介です。かなり歴史があるお店なんですよ。
サイトからの引用を含めつつ記載していくと、シェ・リュイは1975年に代官山に第一号店を開店。手づくりで素材の持ち味を引き出し、おいしさを開花させるための努力を重ねています。店舗及び従業員の拡大をしつつも、お菓子、パン、料理といった専門分野を深く掘り下げ、領域を広く深くと攻めています。
素晴らしい商品をつくり上げてゆく。そんな体質を培ってきており、ストイックかつ洗練された職人の魂があります。しかし、そんな厳しさを表にだすことなく、人々から「Chez Lui(彼のところ)」とよびたくなるような、あたたかい雰囲気を大切にしているお店です。まごころをとても大切にしているところなんですね。
お店にはいるとたくさんのお客でにぎわっていました。遠くから調べてやってきたんだろうなという女性客もいました。そう、こちらのお店は、カレーパングランプリの受賞履歴を持っていたりもするからです。カレーパンも気になるんだけど…私はバゲットとショソンオポンムさんに用事があるんだ…。(そろそろトレンドを逃すのは良くない気もしてきました)。
バゲットはこちら以外にもバタールとパリジャンがありました。バゲットに似ているものを数種用意してるお店はいつも手ごわさを感じます。私の感覚ですと、それだけコアな客がいるお店ほど展開しているように思えるからです。
さて、実食いきます!
クラストの表面みてよー!こんなに美しい形してるのすごくないですか??(って言っちゃう…だってこんなふうに外の美しさも保てるところなかなかないんで…)
クラムはこんなかんじです。断面図みるとクラストの厚みもよくわかりますね。
どういうオーブン使っているかまではわからないですが、相当よさそうなものを使っていると推測しました。
実際食べてみたところ、クラストがめちゃくちゃうまい。美味しいじゃなくて「うまい!」なんです。なんだこりゃってぐらい。香ばしさも満点。香りよし、食感よし、カリっとしてるこの感じすごいし、白じゃなくてほんのりブラウンのこちらのバゲット、噛んでいると味がかなり変わっていくのも楽しめます。日本人独特の繊細さが非常にいい長所としてバゲットにも発揮されていると思いました。多くの人が納得するバゲットだとおもいます。
中もふわふわしており、空洞からみてもしっとりしつつ小麦のもっちり感が味わえます。しつこくなく、サッパリしているので舌に残らないのもよいです。シンプルではあるはずなんですが、このきめこまかさはまさに「繊細」。こうした味というのはこのお店がこだわって努力を続けてきたからの表れだと思いました。
さて、次にショソンオポンムさんです。
形が長方形というのは珍しいですね!
横からのミルフィーユ部分も掲載しておきます。
断面図です。
さて、こちらのショソンオポンムですが「クオリティ高ぇ…」と唖然としました。なにこのサクサク感!感動モノです!!
食べていて、このミルフィーユの層からバターの良い香りがしてきて「なにこれ…ここは天国か…」とテンションがかなりあがってきてしまう美味しさなんです!林檎も甘く、けれとも素材の良さが生かされているので砂糖の甘さというよりは林檎そのものの甘さを堪能できる感じ。そこに香ばしさが加わり、食べていて至福感満載なのです。パリパリとした部分は食感フェチの人は一度は味わってほしいと力説してしまうほどでした!!
シェ・リュイのパンは一見普通のパンですが、よくよく味わってたべると技術と鍛錬のたまものだったのであろう細部までこだわっているのが感じられます。本来ならこういうった細かいこだわりはしないで作ると思うのです。もちろん窯だったり小麦粉、配分などはこだわられるとおもうのですが、このお店は製法についてもかなりきっちりとしたものがあるような印象を受けました。というのは並んでいるパンが形にいびつがなく、ほぼ同等の形をしていたためです。しあがりに差がでやすいパンにおいてこのお店はそれがない。毎日きてくれる人たちのためにも同じクオリティーで提供しつづけられるように努力しているのかと感じられました。
そんなシェ・リュイは店舗がいくつか都内にもあり、レストランもあります。
興味をもった方は是非訪れてみてください。おすすめはグランプリ受賞のカレーパン…いえ、食べてないのでこれは冗談です。好きなパンでじゅうぶん満足できるかと思います。
ではでは、まどかでした!
公式サイト