睡眠、夢うつつ。

日々のことをつらつらと。

大学病院へ。

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今日は大学病院。
人生初かな。少なくとも記憶の範囲では。
 
昨日いただいた紹介状をもって、朝の電車に乗る。大学病院は受付が早いから、8時には家を出たのだ。
平日の満員電車は、衰弱した私には難しくて途中で動悸がおきてしまう。たまたま座れたから良かったものの、下手したらこの時点でジエンドだったのかもしれない。本来だったら、タクシー使うべきなんだろう。
降りた駅で、階段をのぼるのも、エスカレーター使うのも、太陽の日差しもみんな自分には厳しいぐらいに感じた。
 
ようやくついて、中にある初診の書類をかく。問診票も。それを受付に提出し、耳鼻科の受付へ。耳鼻科でも問診票をもらい、細かくかきつけていく。受付に戻すころには、診察が始まる9時を過ぎていた。
少し待つと名前をよばれ、昨日と同じように症状を話す。鼻からいれるファイバーも全く同じだった。鼓膜も聴力も異常なし。やはり、神経科でみてもらってとのことだった。
 
 
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神経科にいくと、問診票をまただされる。今回はいたってシンプルだった。それをだすと、血圧を測るよう指示される。血圧は上が119で、下が85だった。熱も36.4で、私にしては少し高い。そして40分ぐらいまつ。一度呼ばれて、中で更に30分ほど待つ。神経科は初診でかなり待つこともあるらしいが、本当だった。ずっと目の前に貼られていた脳卒中のポスターを見つめてながら、救急車呼べばよかったとぼんやり思いつづける。
考えてみれば神経科ははじめてだ。先生があれこれ私の身体を確認するのを、ずっと大丈夫と言ってくだけだった。歩行も変ではなく、痛みも感覚も異常と呼べそうなものはとくに見られることはなかった。
先生はとにかく症状と状況を丹念にきいていく。神経科で時間がかかるのは、このせいだからだろう。何日に立てなかったとか、どういうめまいだったとか、食事ができないのはいつだったかなど、細かくカルテに記載していってた。
 
結局わたしは、脳の異常はなさそうという話になる。一時的に神経がウイルスでやられてるだけ、というものだろうと。とはいえ、これで判別ができるわけでないので、レントゲンをとり、採血をし、来週MRIをうけ、血液検査結果と共に経過もみましょうとなる。食事ができてないことについては、カロリー取れるものをとってほしいとのことだった。今日は点滴をうける。入院の話がでたが、流石に飯が食えないからというだけで点滴生活もなぁ…と思い、自宅で療養しますと答える。
 
 
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いろいろとめぐったあと、私は点滴をうけながら眠る。夢では上司とか、送らなきゃいけないメッセージとかがでてきた。すこし冷房がききすぎて寒い室内、オルゴォルで流れてくるZARD「負けないで」を聞きながら、点滴のある天井を眺めていた。私の人生は、本当にこの選び方で正しかったんだろうか?
 
15時。
そのあと会計にいき、予想以上の金額に驚く。精算はカードで支払った。父親に「高かったなぁ」とメールでこぼしたら「変なものが見つからなければ安いもんだ」とかえってきて、それもそうか、と思うことにする。血液検査が高いことは、まぁ、わかってはいたのだが。
 
 
処方箋でビタミン剤をもらい、今朝の地下鉄へ。点滴の効果あって、乗るのが全くつらくなかった。近所のスーパーで、野菜ジュース、ゼリーとヨーグルト、そしてストローを買い込んで自宅へ。上司に連絡いれて、床にへたりこむ。今日自分がやるべきことは、だいたい終えた。
 
帰りに私の好きな白い紫陽花をみた。
紫陽花は花ことばのせいでまったく好きではないのだが、白い紫陽花は別格である。何色にもならない強さを持っているからだ。
いつもの商店街で堂々と咲く白い紫陽花。初夏の陽気のなかで、いろんな夏の花が咲き始めてたことに、私は今更きづいた。
 
引き寄せられる雨雲。
 
 
 
私の季節も、そろそろだ。
 
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