こんばんは!まどかです。
ケネス・ブラナーが主演かつ監督ででているということで、はじめてアガサクリスティーの作品に手をつけました。ケネスはいままでもオセロやハムレット、ハリーポッターのロックハートなどではみてきておりまして、最近だとシンデレラを監督してたので、「詰め込みすぎているほどの美」という形で楽しんでいました。
実際オリエント急行も「やっぱりケネスブラナーに監督させるとカメラワークといい最強にヤバいし、映像凝りすぎてていいし、アクションもちゃんとあるし、舞台を省略し、ちゃんと言語もいろいろでてくっぞこれ」という感じでした。ケネスがポアロをやっていましたが、ちゃんとフランス語も話すしドイツ語のシーンもあって最強によかったです。(大体こういうの省略されちゃったり、もしくはポイントとしての映画的萌え要素を省かれると悲しいわけです)。期待を裏切らないケネスは惜しみなく美しさに力を注いでくれていたので、死体発見あたりの出入りを列車の頭上から固定で撮るとか、豪雪の中でとまるオリエント急行、それぞれの役における表情作りなど、こだわりを感じることができてよかったです。オリジナルは読んだことがないので、彼がどこまで脚色したかはわからないのですが。(シェイクスピア映画でも、オリジナルにない台詞を付け加えたり、エンディングを変えたり、比較的アレンジする方です)。
結局殺人事件が起きるのまではタイトルからしってたんですが、ああいう結末だというのは見るまで知らなかったので「そうだったのかー」ってなっちゃいますね。
こういう形で触れることができてよかったです。ありがとうケネスブラナー。そしてジョニデ、ペネロペクルス。
あと冒頭はイスラエルの嘆きの壁がでてくるので、ここを省略しないのはすげえ!となりました。あれは必見だとおもいます。アクションシーンもよかった。
ではでは!
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