プーさんと大人になった僕
AAミルンの作品が好きなのでみてきましたー！
個人的にはまぁまぁといったかんじ。ちょっとプーさんがかわいそうだな、というのと、前半と後半のコントラストが差があるので、全体のムラを感じる作品でした。あとおそらくなのですが私の感覚だと大量のカットをしていて「これきっと、もともとの流れでこういうのがあったのでは？でも時間の関係でカットしたから、突然こんなことになってる？」というのを要所要所感じてしまったためです。
後半のプレゼンもひらめきはいいのですが詰めが甘い気がしてて、こんなプレゼン通っちゃうと経営に疑問視してしまう部分もあり、もうちょっと手が入ってるといいかなぁっていう気がしました。でてくるロケ地や、当時使っていた乗り物などの再現性は高いのでそれは最強にいいとおもいます。
そもそも、ミルンの子供のクリストファーは、絵本に実際に描かれた人物なので、大人になってからかなり苦労したと聞いています。プーさんの著者であるミルンももともとは編集だったり、戯曲の人だった気がするんですが、子供のためにかいた絵本がヒットして、そっちで有名になったという経緯があったんじゃなかったっけ…。思わぬ作品がヒットすると、子どもは苦労するのかもなあと。やけくそ気味かわかりませんが、ほぼ著作権放棄レベルでディズニーに売っちゃった気もするし。。（だからこんなに予算がある映画ができたのは感謝しないといけないかもですけど！）
そんなモヤモヤを調べてたら日本では未公開のグッバイクリストファーロビンという映画が去年公開されてたようで、これはいい評価を得ているようです。wikiに日本の声優さんの名前があるのはなぜだ？とおもったら10月3日に作品はブルーレイで発売する模様。楽しみになりました。
でもプーさんの映画、みて損はないと思います。
仕事ばかりじゃなくて、家族大事にしないといけないって思わされるしね。
ではでは。
