#maddlog

青い食べ物やインテリアが好きな人です。最近はパンばっかり。

マネジメントについて自分がだした一つの答え。

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だいぶ前から、よく友人とマネジメントについて話すようになった。自分のチームをみるようになると、仕事の能力というよりは、人とのやりとりをどうするかにかかってきて、それについてよく考えるようになるのだ。

 

これは、リーダーになるという人にとってはかならず経験しておくべきことだと思っている。結局1人でできることなんて限られているのだ。何人も、何十人もを巻き込んで、成功を目指すということは、大きな仕事になってくると求められてくる。自分の個人的な仕事のスキル(技術力や知識など)の経験の積み重ねより、もっと難しく、そして険しい。共有できてくる人も限られてくるとなると孤独になる。

 

なぜならば、人というのは、本当にさまざまだからだ。

 

結局、単純な私が半年ぐらいでたどり着いたのは、「Delight」の拡張版に近い。(もはやDelightじゃなかったかもしれない)。このDelightというのは会社の説明で話しておくと「顧客のことを第一に考えて期待を超える努力をする…」というものだが、私自身は、一緒にはたらく人に対しても思っていることだった。いろんな説明を省略してさらにぶっとんでいくと、ようするに、自分とともに戦う人たちへ、リスペクトも感謝もなくしてどうするんだ、ということだ。私のこの気持ちが届かなければ、お客様へこの気持ちが届くことなんてありえない。多くの人たちと全員で巨大なサービスを運営してるのだ、それぞれに対して全力を傾けて仕事をしている人たちと、その仕事を丸ごと愛する覚悟をもって、共に歩く。

 

前職はとくに個性いっぱいの人たちがいて、素直で優しい人もいれば、一見ニコニコしてても話の終わったあと豹変する人もいたし、気の強い斧もってるような人もいたし(実際刀をもってフロア歩いてる人もいた)、発言がすべて真逆に返ってくるあまのじゃくからツンデレまで取り揃ってて、とにかくしっちゃかめっちゃかだった。ちなみに私はそれぞれdisる気は毛頭なくて、こんなに個性丸出しでもいられる環境っていいな、最高だぜ!!って思ってます。うわべだけで意見いうしかないって、つらいですからね。私は正直な人間だから、社交辞令とか、お世辞とか、思ってもないことをいって適当にごまかすの嫌なんですよ。だからその人がいわゆる「めんどくさい」って性格でも、それでいい、でいいんです。だって、それがその人なんだもの。アナ雪じゃないけど「ありのまま」でいい。大丈夫。それがわかってもらえると、うまく歩ける人だっている。私だって完璧じゃないどころか欠陥だらけなんだもの、気にしなくていい。

 

「これやって」「やだー」とかいいながら毎日バトルしてて、私も泣いたり笑ったり怒ったりと、喜怒哀楽がこれまでにないぐらい忙しかった日々。自分でいうのもなんだけど、自分はツンデレなので基本的には何かいわれたら、最初はすべて否定でかえします。でも、これが理解されていたのか、みんなはそれを乗り越えてきちゃうんで、ツンデレじゃなくなってたかもな。

 

だから、丸ごと受け止めるぐらいの覚悟で一緒に仕事すると、愛せてしまうんです。「ああ、この人こういってるけど…ホントは…」がわかると楽しい。もちろん認識齟齬がないかは確認しなきゃですけど。

でもね、毎日、何がきっかけて信頼を失ってしまうかわからないような繊細な仕事だとおもうんですよ、マネジメントって。それを失わないためにも、彼らを信頼する力ってすごく大事だとおもっています。そして、自分の「性質」を理解してもらうと「この人はこういう性格だから、今こんな現状でこういうことでも、この判断は下さないだろう」といってくれる人がでてきてくれる。思考経緯が理解されると、変な邪推は回避できることもあるんです。何度救われたことか。

 

あれ、自分なにがいいたかったんだっけ。

 

 

 

信じるのも、共に戦う人たちを愛するのも毎日のこと。

人をコントロールして、モチベーションをさげないようにして、一緒に成功にもっていくには、それぞれをリスペクトし、感謝し、信じてあげることです。

 

といっても、1年後この意見がかわるかもしれないですけどねw

でも、一緒に仕事してた人たちは、宝そのものでした。そう、いまでも凄く信じてるんです。