こちらのお店を見かけたとき、私をみた店員がドン引きしたことを忘れもしません。
というのはチョコレートを抱えすぎて「こいつはもう持てないだろう」と思われたためです。「こんなに大量に買ってる人に、買ってくださいとは言えませんし…」と店員も怖気ついてますが(きっとそういう話術を使ったセールストーク)、フィレンツェで生まれたこちらのチョコレートについて質問をせずにはいられなかったのには理由がありました。
30年の歴史を持つこちらのお店は、トスカーナ地方で生まれ育ったヴェストリ氏が自らカカオの豆を撒き、育てたものを使用して商品を作っています。
店員によるとかつてのイタリアではチョコレートをすくって食べるのが普通だとかで、それを模したラインナップを販売していました。試食ももちろん小さなスプーンです。(チョコレートがかたいとすくうときに折れるという罠)
商品についてはアンティーカ・ジャンドゥイアシリーズをどうぞ。
私が今回「御社のイチオシは理解したが、私はオレンジピールが好きなのでこちらをいただきたい」といって完全に店員のおすすめをガン無視したチョイス。
・スコルツェッテデリモーネ
レモンピールにチョコレート
・フェッテダランチャ
オレンジ果肉にチョコレート
・スコルツェッテダランチャ
オレンジピールにチョコレート
こちらの三つが入ったものを購入。疲れるとすぐオレンジピールを買ってる気がするけど、こちらの商品はレモンピールがあるので、疲れのふっとぶレモンの香り、そして優しい甘さがたまらない美味しさでした。
こちらのお店は雑誌でも取り上げられ、バレンタイン出展にも着々と積極的に行ってるように見えます。チョコレートといえばベルギーやフランスが中心となりえるのはもっともですが、イタリアのチョコレートはまた別の良さがあるというもの。自分へのご褒美にも買って欲しいブランドの一つです。
公式サイト