こんばんは!まどかです。
そろそろ難産だった記事として関口フランスパンさんを書こうと思います。
いったのは2月半ばでしたが、歴史が深すぎてかくにかけていませんでした。
こちらのお店、サイトに歴史を記載していますが、明治六年、キリスト教解禁がかかわってきており、当時の神父さんが明治20年、この関口町の教会にきて、孤児院の子供たちに文化的な職業を身に着けさせようと考えた結果、パンの製造を思いついたのが始まりでした。そして選ばれた子どもを仏印に送りだし、フランスパンの製法を勉強させ、帰国させたあと教会の敷地内にてパン製造工場を作り、明治21年創業したというのが経緯としてあります。
ということで歴史がとにかく深い関口パンなのですが、実際の味は一体どんなものなのか、ということでいってきました。私は低温長時間発酵バゲットを買ったぞー!
普通のもあります。
その他いろいろなパンが!
焼き立てには札がついております。焼き上がりの時間についてはサイトにも案内があり、行きつけの人は時間をみていってるようです。
奥にイートインがあることもあり、昼はランチ利用を考えたパンを購入することもできます。
ドリンクメニューも記載しておきます。
参考になさっていただければ!
まずはじめにアップルパイ!
サクサクで、重さはずっしりとしています。
りんごがとろける野が味わえて、とてもジューシィー!食べていてまるでジャムみたいだと思いました。バターの香りも強く感じられ、羽のようなミルフィーユ部分を味わえるのが素晴らしいと思いました。美味しかったですー!
さて、関口フランスパンさんなのですが、仕上がりがとにかく優しいというのが印象的でした。フランスパンを下に貼っておきます。
これまでのフランスパン、ヨーロッパに寄せていくともっと雄々しくて、ハード部分のエッジも強くでていますが、明治時代からあるこのフランスパン、きっと日本人の舌に合うようにしたのでは?とおもうほど。かたくなくて、もっちり感をたのしめます。子供も、お年寄りでも大丈夫、とにかく繊細で優しい。
もっちり感はあるのに、でも全く重くないのです。ふわりとしている。いい意味です。
そして素材の小麦がのびのびしてる、といったらいいんでしょうか。丁寧に、緩やかな時を経て長年愛されている理由がわかるものでした。
関口フランスパンさんは、好きだろうとよくわかってなかろうとパン好きは1度はいって食べてもらいたいな、と思うほどです。優しく、日常でそっと笑ってくれている、そういう安心感をもたらしてくれるものだなと感じています。意味がわからないかもしれないですが、例えるなら春の木漏れ日のような感覚を味わえるお店でした。
さて、最近は仕事が忙しくてなかなかフランスパン巡りができていないのですが、要所要所としてはここまでです。来週ぐらいからチョコをやれるといいな…と思いつつ、今週はまだ別のネタを書いていこうと思います。
ではでは、まどかでした。