#maddlog

青い食べ物やインテリアが好きな人です。最近はパンばっかり。

イタリア Guido Gobino グイド・ゴビーノ

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イタリアのトリノからきたというグイド・ゴビーノブランドです。なんだかイタリアらしいなぁって感じの装丁で、いろいろ試させてもらったのでクラシコ7つ入りを購入してみました。 

 

ちょっと説明書をなくしたのでアレなのですが、左下の赤いつつみのものがかなり濃厚でした。「エスプレッソの国からきやがったな…」と思わずにはいられないカカオの扱いです。チョコレートなんですが、ヘビーさはエスプレッソ並みの強さがありました。でも口どけはやわらかく、なんだろうとっつきやすいけど強い!という感じなんでしょうかね。

 

丸いコインのようなかたちのものもカカオは70%と高めで、濃厚でした。

シルバーと赤のものは、それとはうってかわって、ヘーゼルナッツ入りのものだったりミルクチョコレートとあわせたりしてあって、味はマイルドです。結構強いのを連続で食べるのは怖いな~と思ったところで安心しました。

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イタリアからくるチョコレートはショットで濃厚な味のものが多く、チョコレート以外のアクセントを踏まえて装丁がおしゃれです。ごちそうさまでした~!

 

公式

Guido Gobino, Artisan Chocolate

フランス Hubert Masse ユベール・マッス

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フランスの実力派といわれるユベールマッスは、伝統のレシピを守りつつ、彼の芸術性や情熱としてのチョコレートを作り続けているそうです。2008年に価値のあるチョコレート職人に選出をされ、現在も数々の人々を魅了しています。

 

私がかったのは5個のアソート。サンクセレクションB(C Sélection B)にしました。ガナッシュ3種とプラリネ2種。試食させていただいたロンドンが美味しかったのでこちらを。さて、ここのチョコレートは新興といいつつもほかと違うのは老舗のような硬派な方向性です。ほかはもっとカカオだけではなく、別の素材を売りにしたりしてるのですが、ここは圧倒的に素材にこだわることはもちろん、チョコレートであるカカオに対し、ガナッシュもプラリネもこだわりぬいたくちどけであり、他の素材とのあわせかたもかなり繊細なバランスをもって美味しさを届けているなとおもいました。そこには深い探求心からなせるものだと思わずにはいられません。

 

こちらのガナッシュもプラリネも、チョコレートを愛する人にはぜひ楽しんでほしい一品です。

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公式

ブランド紹介 | Le Cacaotier(ル・カカオティエ) 日本公式サイト

 

www.lecacaotier.com

 

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イタリア VESTRI ヴェストリ

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こちらのお店を見かけたとき、私をみた店員がドン引きしたことを忘れもしません。

というのはチョコレートを抱えすぎて「こいつはもう持てないだろう」と思われたためです。「こんなに大量に買ってる人に、買ってくださいとは言えませんし…」と店員も怖気ついてますが(きっとそういう話術を使ったセールストーク)、フィレンツェで生まれたこちらのチョコレートについて質問をせずにはいられなかったのには理由がありました。

 

30年の歴史を持つこちらのお店は、トスカーナ地方で生まれ育ったヴェストリ氏が自らカカオの豆を撒き、育てたものを使用して商品を作っています。

店員によるとかつてのイタリアではチョコレートをすくって食べるのが普通だとかで、それを模したラインナップを販売していました。試食ももちろん小さなスプーンです。(チョコレートがかたいとすくうときに折れるという罠)

 商品についてはアンティーカ・ジャンドゥイアシリーズをどうぞ。

 

私が今回「御社のイチオシは理解したが、私はオレンジピールが好きなのでこちらをいただきたい」といって完全に店員のおすすめをガン無視したチョイス。

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・スコルツェッテデリモーネ

 レモンピールにチョコレート

 

・フェッテダランチャ

 オレンジ果肉にチョコレート

 

・スコルツェッテダランチャ

 オレンジピールにチョコレート

 

こちらの三つが入ったものを購入。疲れるとすぐオレンジピールを買ってる気がするけど、こちらの商品はレモンピールがあるので、疲れのふっとぶレモンの香り、そして優しい甘さがたまらない美味しさでした。

 

こちらのお店は雑誌でも取り上げられ、バレンタイン出展にも着々と積極的に行ってるように見えます。チョコレートといえばベルギーやフランスが中心となりえるのはもっともですが、イタリアのチョコレートはまた別の良さがあるというもの。自分へのご褒美にも買って欲しいブランドの一つです。

 

公式サイト

vestri.jp

フランス clef de CLU (クレドクリュー)

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クレドクリュー。ひとまず見たことないところだったので試しに買ってみました。ネットを調べてみると、フランスのチョコ専門メーカー「セモア」がプロデュースしているチョコレートなんだそう。(セモア https://www.cemoi.fr/

 

一応国産品のようですが、フランスのクーベルチュールを使用とのこと。

この商品、チョコレートの質はよく、組み合わせも塩ガナッシュだったり、フランボワーズだったりと食べたときのバランスはよいです。しかし、良くも悪くも標準的といいますか、しばらく変わり種のチョコレートを食べ続けてしまった結果なのか「美味しい、しかしそれ以上コメントを言えない」ぐらい、普通です。ちょっと個性的なものを食べ続けてしまった反省もありつつ。

 

こちらのチョコレートは正統派です。そしてややかための印象を受けました。とくにビターチョコレートはガッツリかたい。ガナッシュもやわらかいですが、そこまでとろけるようなものではありませんでした。王道、しっかりしたもの、かつあんまりみないタイプがいいときはこちらを選ぶのも良さそうです。装丁も上品で美しいので。

 

とはいえ私のチョイスとしては無難すぎたのかもしれません。洋酒入りのものは比較的大人向け。カットも宝石のイメージがあり、仕上げに金粉をかけてあるのもあるようでして、夜のデートで渡すのでしたらシチュエーションに沿ったチョコレートとなり得たと思います。

 

私も精進せねば…。

 

それでは、今夜はこれにて。

ベルギー Marijn Coertjens マレーン・クーチャンス

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新しいお店は比較的気にするほうです。

伝統ある老舗への脅威となるのか、否か。ヨーロッパで繰り広げられるショコラ戦争…それは本当に壮絶で、凄まじく、目を見張るものがあります。

 

今回はレッドハートを試食して、購入を決めてみました。

 

レッドハート

ゼリー&ガナッシュ ブラックベリー

こちらベリー系のフレッシュな酸味と ガナッシュが奏でる美しいチョコレートです。

 

ゼブラ

シマウマ模様。

バニラとガナッシュ。バニラの香りが全面にでてて、ガナッシュ50%バニラ50%のような抜群の配合。

 

フィンガープリント

コーヒー プラリネ

思ったよりコーヒー!でした。絶対他にない挑戦的な一粒。

 

クリームブリュレ

バニラガナッシュのキャラメリゼ。

 

こちら総括的に「現代アート」が加わって、ベルギー古くからあるチョコレートを基調としつつも、一緒に別の素材を組み合わせることによって「単なる現代チョコレート」ではないものを作ってるなとおもいました。よって、チョコレートです!と言い切れるタイプでもなく…。フランスのように香りを重視してバランスを組み立ててチョコレートを作るわけでもなく、ベルギーならではなのか、チョコレート本来の特徴を生かして違う価値を打ち出してる!という表現のほうが合ってそうな気がします。

普通のチョコレートではなく、新しいものを探求したい人におすすめしたいブランド。サイトにある「マリアージュが得意」とあるように、ただのショコラティエではないなと、唸ってしまうチョコレートでした。

やっぱベルギーのチョコはいいな…。新興のお店がいかにレベルが高く、老舗に挑むための技術と才能を、この一粒一粒から感じる日々なのでした。

(わかったように書いてますが、当人ただの一般人であり、チョコレート初心者です)

 

ごちそうさまでした。

 

紹介サイト

https://www.kogetsu.com/chocolate/

 

公式

https://m.facebook.com/marijncoertjens/

https://www.instagram.com/marijncoertjens

 

紹介サイトより下記抜粋です。

(消えてもここだけは残って、かつ生き残ってほしい想いですが…

 ご迷惑でしたら削除いたします)

 

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フランス Weiss (ヴェイス)

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こちらは1882年創業のヴェイスというお店です。いろんなのがありますが、シトロンが入ったホワイトチョコレートを購入。カカオは29%とそこまで高くないので食べやすいです。レモンのいい香りが素晴らしい~! 

 

こちら、日本だとヒルトンにしかおいてないそうです。

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公式

www.chocolat-weiss.fr

 

www.hiltontokyo.jp

フランス MATTHIEU BIJOU (マチュー・ビジュー)

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 今回はマチュービジューの作品を紹介しようと思います。ショコラティエというよりは、ショコラを含めたさまざまな素材を使って仕上げるといった作風を持つので、ちょっと新しいタイプのものでしょうか。

 

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今回は試食して美味しかったヴァレンシア入りのものを購入。

 

・Raiatea

  バニラ味のガナッシュといった柔らかくて心地よく甘い一粒です。デザートみたいですね。

 

・Nepal

 胡椒が強いので、対してオレンジピールの柑橘系の甘さの引き立てもしてしまうという恐ろしい魅力を備えたチョコレート。

 

・Valencia

 オレンジピールとレモンのガナッシュ。私ほんとにオレンジピール好きですね…。これが美味しすぎて購入決めちゃいましたし。こちらもバランスよく柑橘系の香りが入り、なめらかでさわやかなガナッシュとなっています。

 

・Shanghai

 読みはシャンガイらしい。ジャスミン系のガナッシュです。過去に夜上海というチョコレートでもジャスミンのチョコレートを食べたことがあるのですが、全然お茶っぽくなくて合うんですよね。

 

 

こちらは彼のプロフィール。2013年にショコラトリーを作ったようです。

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念のためこちらも。

他のも気になります。

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公式

www.matthieubijou.com