こんばんは!まどかです。
今回は代官山側にあるファミーユにいってきました。バゲットを扱うお店としては非常に人気の高いお店でして、これまでも数々のメディアに取り上げられ、日常的にホテルやカフェなどにも御用達となっているパン屋さんです。
代表の小川高明さんは1971年生まれ。西荻窪の名店『ムッシュ・ソレイユ』にアルバイトとして勤めたあと、フランスの本場で修業を積まれた方です。ミシュランで星を獲得したお店でのキャリアを経て、シェフパティシエに就任。ドイツのパンに関心を持ち、さらに修業をつんだあと、日本の代官山にて『FAMILLE代官山』を開業に至ったそうです。お店にジャムなど置かれているのはもともとお菓子のお勉強をされていたからなのですね。プロフィールを拝見していて『グルニエ・ア・パン』でも修業をされていたことに驚きました。
お店の名前が『FAMILLE』というのはフランス語で、家族という意味を表すことから。
日々、お客さまと家族のように付き合っていきたいという思いから名付けられたそうです。地域に愛されるパン屋でありたいという心も伝わってくるお名前ですね。
私が今回購入したのはバゲットとアップルパイです。
後述しますが、このバゲットがグルニエアパンを知った上で作っているということは、斬新さすら感じたからです。
大きさとしてはこの通りとなります。クープは4本。
1枚目の写真をよくみるとわかるかと思いますが、表面はあまりかたくなく、噛んでも顎がつかれません。ほどよいかたさで、女性的な印象を持ちました。(グルニエ・ア・パンが男性的、というほどとってもかたいのを比較すると、本当に真逆だとおもったためです)。端はサクサクで香ばしさがあり、グラデーションのように食感を楽しむことができます。中はしっとりしていて、やわらかいパンのいい香りがとじこめられていると感じました。
そして私の好物であるアップルパイについて。
お砂糖がまぶされている柔らかい表面の生地の下は、繊細なミルフィーユの層でできています。食べた感じはパリパリとしていて、かじったときのサックリ感がたまりません。バターとリンゴの甘みを味わいながら食べられるので非常に幸福感に包まれるのですが、こちらもバゲットと同じ女性的な印象があるアップルパイで、作り手の優しさだったり、ふんわりとした柔らかいパイだなと思います。
こちらのお店、代官山と恵比寿の中間あたりにあります。もし明日の朝ごはんにパンを食べたいな…なんて思ったら立ち寄ってみてもよいかと思います。こちらのお店ではシェフおすすめセットも用意していたりするので、パン初心者でも安心です。
それでは、まどかでした!
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